まりたん白熱教室

社長業3回目チャレンジ中、離婚も経験済、とりあえずある程度経験済みな3児ママのblog

日本は色々な意味で成功しやすい環境だと思う事について

過去blogのものです(2019年5月5日)

 

ちょっと長いですが、私の仮説や

思いを読んで頂けると嬉しいです。

この日本国は、様々な自由が多いのに

所得がなかなか伸ばせなかったり

やりたい事を実現出来ていない方が

本当に多くいるように感じています。

そもそもこの所得ベースで物事を考える
〝年収思考〟

の考え方がまず古臭いと思います。

これからの日本は

所得ベースでジリ貧となり、

よって最低賃金も限りなく、低くなります。

日本国憲法で定められている

国民的な生活を保障される程度の最低賃金です。

そして、賃金は

〝需要と供給〟

の問題でもあります。

例えば、経営者と労働者

この二つの立場を考えた場合

日本でも圧倒的に労働者が多いので

〝労働する側〟

と言うのは大衆と言うことになり

限りなく供給が増えます。

それに対し経営者と言う需要が少ない。

よって、労働者という供給は

世の中に溢れかえり

希少性の価値もなくなり

限りなく

〝それを使用するコスト〟は

低く抑えられ、

より需要が少ない

〝経営者〟に

資本が集まる構図は当然な経済の流れです。

会社で考える労働者にかかる

〝人件費〟は、あくまで

コストに過ぎません。

以前、Twitterで120分演奏するピアニストの

アルバイト募集をしており、その金額が

2500円と言う金額に対し

様々な方々が反応し議論するツイートをしており、

それに対し、藤沢数希さんが以下のように話していました。

 

Twitterでこういう系のネタはよくバズるけど、むしろアート系の人たちは需要と供給というめちゃ簡単な理屈がわかってないと思う。市場規模を無視して、ピアノなんかを習わせる親はめちゃくちゃ多いから、ピアニストは需要に比べて供給がめちゃくちゃ多く、タダでも人前で弾かせて欲しい人が多数なので〟

そうなんです。

需要と供給と言う簡単な理屈が全くわかっていない人たちが、

自分が大事にしていることに対し需要と供給の問題に、

賃金が安くなった事などを認めたくないので、

全く理論違いのプライドや、

美徳を主張し反論するわけです。

日本らしいですね。

勿論、子供の教養や感性を身に付ける為に習わせている人がほとんどだと、私は思いますが

実質経済ではあまり

経済的価値を生めない悲しいツイートを

Twitterでは繰り広げられておりました。

日本人は特に、自分が知らないことを聞いたり言われたりすると縦に構え、受け入れようとしません。

〝古い価値観ではグローバルスタンダードで戦えなく、これからの時代の足かせになる事もある〟という事もよく聞きますよね。

で、ここで理解して欲しいのは

この議論が正しいか?正しくないか?は別として

これからの時代において

自由に、そして所得の源泉を大きく確保したいと思うなら

サービスの提供者となることが大事だと言うことです。

ちなみに私なら、

むしろタダで演奏させてもらい名前を売り

SNSなどを紹介して個人で戦い

競争優位に立ちます。

マーケットプライス(市場価値)ではなく

パーソナルプライス(個人の価値)で戦います。

孫子の言葉に、

〝戦わずして勝つ〟

とありますがこれは、相手と同じ土俵で戦わずに、

自分だけの土俵をつくり、

その上で戦うから結果として勝つ。

これが

〝戦わずして勝つ〟

と言う事です。

でも、

発想を変えればこれは大きなチャンスでもあると思います。

著しく、所得が頭打ちになり、ジリ貧となる人も居れば、個として力を付け、サービスの提供者側となり所得を伸ばしていける人、この二極化が顕著に目立つと思います。

この世の中にあるほとんどのサービスは

経営者(提供者)側が提供するものであり

このサービスを使用するのは労働者(提供される側)と言う構図です。

仮にそこで、私などが立ち上がり

SNSやウェブサイトで

何かを提供する〝側〟になれば

需要と供給の関係であなたのサービスには供給があると思います。
(勿論つまらないサービスや、

価値がないものには集まりませんが)笑

この日本は、ネットインフラが整備された国であり、

もう間も無く5Gが提供されます。

何かサービスを提供しようと思えば

〝物の1時間でもサービスを提供する側〟

となれます。

やり方や、始め方等はネットで調べれば、

すぐにスタートもできます。

やっている人の真似から始めればいいと思います。

時間がない、お金がない、資本がない、

全て言い訳です。

時間は1日1時間からでいいし、

ネットを触るのにはお金なんてほぼ必要ないですよ。

逆にこの流れを組めない、

理解できないのでしたら、上記でお話しした理論の

〝サービスを提供される側(労働者)〟に徹し

それで楽しく人生を謳歌すれば良いと思いますし、

それもそれで楽しみ方があると思います。

そして

サービスを提供する側が圧倒的に少なく感じます。

最近、日本で大流行する物は全て海外からです。

日本でこのようなサービスが生まれないのは

圧倒的に

〝サービスを提供する側〟が少ないから。

前回ブログで書いた
使っているスマホ
iPhone・アンドロイド

SNSは、TwitterFacebook Instagram

タクシーはUVER

出前はUVER east

決済はPayPal

そして日本は、完璧なものでなければ世間に出したらダメだと言う日本が美徳とする弊害があり

シリコンバレーを始めとする

〝スタートアップ企業〟のような

アントレプレナーシップ精神もなければ

初めてすぐだめだと思ったら

ピボット(方向転換)をしないまま終わってしまう。

iPhoneなんて新しいモデルが発売されたばかりの頃は不具合が沢山ありますが、顧客からフィードバックをもらい、修正したものをどんどんアップグレードすると言う、システム開発理論が取り入れられています。

本当に賢いですね。

さて前置きが長くなりましたが

日本人は様々な物に恵まれ過ぎ

〝数多くの物の中から選択出来る〟

そして

〝常識や当たり前と定義されていることが現代では通用しない〟

と言う事。

そして、環境が良くなれば良くなるほどその環境が当たり前だと麻痺し、少しでも嫌なことがあれば嫌だと言う感情にさいなまれてしまう国民性と言うものもあります。

このTwitterでつぶやいた

・移動の自由

これは、日本国憲法において、居住移転の自由があり、国内において住所又は居所を定めそれを移転する自由とあります。

逆に中国には

全ての中国人の戸籍は、農村戸籍都市戸籍に分けられており全体的には

農村戸籍が約6割

都市戸籍が約4割

これは、1950年代に都市住民の食糧供給を安定させ、社会保障を充実させる。とされて以来、

農村から都市への移動は厳しく制限されており、

我々、日本人のように

〝よし引っ越そう〟

と思っても、自分の意思で勝手に引っ越ししたりはできないです。

(ちなみに都市で働く農民工、いわゆる出稼ぎ労働者がいるではないか、と思われるだろうが、彼らは農村戸籍のまま都市で働くので、都市では都市住民と同じ社会保障は受けられないので、全く別扱い)

都市戸籍とは

当初は都市に住む限られた人たちのものであり、農村戸籍保有者に比べ

圧倒的に有利な内容になっているみたいです。

都市戸籍農村戸籍の違いや差別は、結婚やマンション購入などあらゆる所で垣間見られます。

他にも移動の自由がない国も多々あります。

そして

表現の自由

これは

すべての見解を検閲されたり規制されることもなく表明する権利です。

これはSNSなどの外部に向かって思想・意見・主張・感情などを表現したり、発表する自由も含まれます。

個人におけるこうした自由だけでなく、報道・出版・放送・映画の(組織による)の自由などを含みます。

もちろん、ネット等ではフェイクニュースなども存在します。

ある程度、情報のフィルタリングと言うものも必要かとは思いますが、記者クラブ制度のような制度まではいきすぎる感があると思います、大事なのはそれらのニュースを

見抜ける力を身に付ける事です。

そして最後に

・ネット自由

我々は好きなSNSをやったり、好きな場所で

WIFIを繋げたり出来ます。

これは本当に競争優位になります。

そして、ネット検閲も少ない。

ネット検閲とはインターネットのwebサイトや電子メールなどのネット上の情報を対象とした政府の検閲です。

アメリカではエドワード・スノーデン氏の情報提供により、海底ケーブルを収束して、それを利用し地球規模で検閲が行われていることが分かっています。

検閲にかかった情報は、ウェブサイトへの掲載を禁止・削除するかウェブサイトをブロックして拡散を防いでいました。

因みに公表はないですが、日本政府が検閲しているサイトは以下と言われております。

・自殺サイト ・出会い系サイト・SNS掲示板サイト

・政治的な事に関するサイト、ブログ

でも、何を書こうが、見ようが自由。

でも、世界ではネット規制は沢山あります。

世界的に見れば日本は本当に自由な国です。

因みに世界の検閲事情は

ミャンマーでは個人によるウェブ接続やメール送信は認められず、検閲済みのサイトで構成されたミャンマー・ワイド・ウェブなるものが設けられています。

現在は企業に一部開放しており、メールは政府による検閲が行われています。

そして、キューバでは許可のないインターネットの使用は違法とされており、許可を得られる例の大半は医師であり、医師の近隣住民が海外へのメール送信を依頼するみたいですが、更にキューバ政府はこれを制限しています。

トルコではグーグルが規制されており、中国、タイ、政府による強い規制もあります。

ロシアは2017年にLINEも規制されています。

このように世界レベルで考えると日本はネットを使用する権利や、閲覧する権利が自由に与えられており

それでいて、投稿(表現)する自由もあり

個人として何かを始めるのに恵まれた環境そのもの。

SNSやブログ)

それに日本はセーフティーネットが充実しています。

良く聞きますが、日本政府に文句を言うなら、行政のサービスを使わない方が良い。

それらを甘受しているのに文句を言うのは間違ってます。

このようなコラムがプレジデントオンラインから発表されておりました。

年収890万円未満は"社会のお荷物"
そこには

〝「内閣府の試算をもとに計算すると、世帯の総収入が890万~920万円を超えるまでは『受益超過』となります。所得がそれ以下の世帯はいわば『社会のお荷物』です〟

とあります。

これは年収890万から950万以上ないと納める税金より、受ける公共サービスのほうが多いという観点であり、理にかなってます。

当然ながら、多くのサラリーマンなど多くの方に衝撃が走ったのと同時に賛否両論を生んだ思います。

さて、今回お話しした

・移動の自由

表現の自由

・ネットの自由

この3点の視点からも日本にいるメリットは少しでもわかって頂けましたか?

加えて治安まで良いこの国で

個として、何も付加価値を生めないのだったら、どの世界でも国でも生きていく事が困難となり、人生の選択肢が少なくなります。

ですが、それは他人に保証された

あるようでない保証であり、この日本にいる限り、貧しくなる事を前提に(生活レベルが目に見える形で下がっていく事)

何があろうが、言われようがそれを受け入れる事。

それが嫌なら、前を向き、未来は明るいと信じて、文句を言わず、未来を肯定し

ゆっくりと自分なりに世界を見て

歩んでいく事です。

少なくとも、私はそうありたいです。

本日のTwitterの呟きから

こんな事を思いました。

最後まで、長々とありがとうございました。